キャピキシル配合の育毛剤「バイタルウェーブ」は若ハゲに効果があるか?

バイタルウェーブ

ミノキシジルの3倍の効果があると言われている”キャピキシル”が配合された育毛剤「バイタルウェーブ スカルプローション」が発売されました。

最近話題の育毛成分であるキャピキシルが配合された育毛剤が次々に発売されていますが、バイタルウェーブにはどんな特徴があるのでしょうか?

バイタルウェーブ スカルプローションが若ハゲに効果があるのか、育毛効果が期待できるかどうか、バイタルウェーブを徹底的に調べてみました。

バイタルウェーブ スカルプローションの特徴は?

バイタルウェーブの特徴をチェックする女性

キャピキシル配合の育毛剤であるDeeper3Dやスカルプ5.0c、フィンジア、ボストンに次いでバイタルウェーブ スカルプローションが発売されましたが、キャピキシル配合は当然として、他のキャピキシル配合育毛剤とバイタルウェーブは何が違うのでしょうか?

まずはバイタルウェーブに配合されている成分に注目してみました。

バイタルウェーブ スカルプローションの原材料
水、エタノール、BG、アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス、ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1、ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-31、プラセンタエキス(ウマ)、リンゴ果実培養細胞エキス、褐藻エキス、ローヤルゼリーエキス、オトギリソウ花/葉/茎エキス、マグワ根皮エキス、加水分解シルク、モウソウチクたけのこ皮エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ダイズ油、酸化亜鉛、グリチルリチン酸2K、1.2-ヘキサンジオール、チャ葉エキス、ベントナイト、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、グリセリン、乳酸Na、デキストラン、ピロ亜硫酸Na、グリシン、レシチン、リン酸Na、キサンタンガム塩化亜鉛、フェノキシエタノール

バイタルウェーブに配合されている原材料が細かく記載されていますが、アセチルテトラペプチド-3とアカツメクサ花エキスは”キャピキシル”のことです。

また、セイヨウアカマツ球果エキス、チャ葉エキス、グリシン、ピロ亜硫酸ナトリウムNa、塩化亜鉛は”リデンシル®”という成分で、こちらはバイタルウェーブだけでなくDeeper3Dにも配合されています。

リデンシル®はスイスの化粧品原料メーカーInduchem社が開発した育毛成分であり、商標登録もされています。

リデンシルグラフ
REDENSYL-REDENHAIR

同社によるリデンシルとミノキシジルの比較試験によれば、リデンシルを使用した際の毛包の成長率はミノキシジルよりも約2倍高い効果を示したという結果が出ており、ミノキシジルよりも高い育毛効果が期待できるということで世界最大級の化粧品原料展示会”in-cosmetics”でも銀賞を受賞したほどの育毛成分であり、これがバイタルウェーブに使われています。

バイタルウェーブに含まれる6つの成長因子とは?

キャピキシルやリデンシルの他、バイタルウェーブには”成長因子”という気になる成分が含まれているようです。

成長因子とは成長ホルモンを活性化させ、細胞の成長を促進させる作用をもつ物質のことで、バイタルウェーブにはこの成長因子と呼ばれる6つの成分が配合されています。

  • ガゴメフコイダン
  • 馬プラセンタ
  • リンゴ幹細胞
  • ヒトオリゴペプチド-1(EFG)
  • ヒトオリゴペプチド-13(FGF)
  • 合成遺伝子組換ヒトポリペプチド-31(IGF:インスリン様成長因子)

バイタルウェーブのこれら6つの成長因子にはどのような役割があり、育毛効果が期待できるのかどうか調べてみました。

昆布に育毛作用があるのか?バイタルウェーブのオカルト成分”ガゴメフコイダン”

バイタルウェーブに含まれている”ガゴメフコイダン”はタカラバイオ株式会社が開発したガゴメ昆布から抽出された成分です。

フコイダンとは、昆布などの海藻類に含まれるネバネバした性質を持った成分で、ガゴメフコイダンは従来のフコイダンとは違い、幹細胞増殖因子の生成を促進する作用があることが分かっているようです。

昔から海藻やワカメ、昆布などは髪に良いと言い伝えられてきましたが、これについては賛否両論あり、科学的な根拠も存在しません。

つまり、バイタルウェーブに含まれるこのガゴメフコイダンを頭皮に塗布したところで、育毛につながるかどうかはわからないのです。

美容・美肌に効果のある馬プラセンタをバイタルウェーブに配合?

豚プラセンタや羊プラセンタなど他のプラセンタの約300倍のアミノ酸が含まれていると言われている”馬プラセンタ”は、頭皮の栄養補給を目的としてバイタルウェーブに配合されいる成分です。

プラセンタは一般的に美容サプリメントなどの成分のひとつとして配合されていますが、肌に塗布することでも効果を発揮します。

おそらくバイタルウェーブに含まれている馬プラセンタもそのような目的で、頭皮に栄養を与え潤いを保つために配合されているのでしょう。

ただ成長因子として作用するというよりは、肌の保湿や肌荒れ防止が主な作用であるため、健康で清潔な頭皮環境を保つことが馬プラセンタのバイタルウェーブにおける主な役割だと思われます。

育毛作用があるかは不明の”リンゴ幹細胞”をバイタルウェーブに配合?

バイタルウェーブに含まれるリンゴ幹細胞は、ウットウィラースパットラウバーと呼ばれる4ヶ月経っても腐ることがないリンゴの希少品種から抽出されたエキスです。

つまり、細胞の再生能力に優れた成分ということですが、これを頭皮に塗布することで衰えた毛母細胞や髪が再生するかどうかというのは分かっていないようです。

世界に20本しか現存しない希少品種のエキスを使用しているのに、バイタルウェーブの価格がそれほど高くないのはなぜでしょうか?

絶滅危惧品種であるリンゴのエキスを使用しているのであれば、バイタルウェーブの製造数に限りが出てきてしまうのではないでしょうか?

バイタルウェーブが現在も販売されているのは不思議ですね。エキスの抽出に限りがあるため、バイタルウェーブは製造中止なんてこともありえそうですが…。

肌の美容や保湿に効果のある”ヒトオリゴペプチド”をバイタルウェーブに配合?

バイタルウェーブに含まれるヒトオリゴペプチド-1(EGF)、ヒトオリゴペプチド-13(FGF)は人の体内で生成されるタンパク質の一種です。

これらEGF、FGFは美容液によく配合されている成分であり、細胞を活性化させ、肌を再生させる効果があります。

肌に作用するため、もちろん頭皮にも作用して毛母細胞を活性化させ、頭皮を再生させることが期待できます。

バイタルウェーブにEGFとFGFを配合することによって頭皮の老化防止を狙っているわけですね。

老化した細胞を活性化させ、衰えた肌を再生させる”ヒトポリペプチド”をバイタルウェーブに配合?

バイタルウェーブに含まれる合成遺伝子組換ヒトポリペプチド-31(IGF:インスリン様成長因子)も人の体内で生成される物質ですが、IGFは弱った毛乳頭細胞を刺激して毛母細胞の活性化を促し、毛髪増殖因子を増やすことによって髪が成長する頭皮環境に再生させる働きをします。

ただ、このIGFが頭皮や細胞にどの程度作用するかというのはわかりませんし、これだけで髪が再生するのであれば苦労はしませんね。

ここまでバイタルウェーブの配合成分を見てきましたが、キャピキシルやリデンシルなど育毛効果が実証されているものもありますが、バイタルウェーブにはガゴメフコイダンやリンゴ幹細胞のように、成分そのものに力はありますが、実際に育毛効果があるかどうかわからないオカルト的なものまで含まれています。

バイタルウェーブは、「とりあえず育毛作用がある成分と凄そうな成分を突っ込んでみました」という感じで、キャピキシルやリデンシルの効果は期待できそうですが、その他の成分による育毛効果は正直期待できそうにありません。

バイタルウェーブ スカルプローションは若ハゲが使う価値があるか?

バイタルウェーブバイタルウェーブを使うべきか悩む男性

バイタルウェーブの特徴を調べてみた限りでは、キャピキシルやリデンシルによる効果を実感したいのであれば、バイタルウェーブを試す価値はあるでしょう。

また、先ほども述べたようにバイタルウェーブには育毛作用があるかどうかもわからない昆布やリンゴのエキスも配合されています。

効果があるかどうかは不明ですが、昆布やリンゴのエキスによる育毛効果を信じている方は、バイタルウェーブを使用してみるのも面白いかもしれませんね。

バイタルウェーブは単品で11,880円(税込)と一般的な価格ですが、やはり絶滅危惧品種のリンゴ幹細胞を使用していてたった一万円というのは怪しいですね。

キャピキシルやリデンシルの効果を試したいのであれば、バイタルウェーブではなくDeeper3Dなどを使用した方が良いでしょう。

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