iPS細胞が若ハゲの救世主となる時代が来る!?

iPS細胞の皮膚再生技術に驚く女性

日々薄毛や抜け毛に悩む若ハゲのみなさんに朗報です。

iPS細胞やES細胞、STAP細胞など、最近テレビなどでも話題の「万能細胞」、なんとそのうちのiPS細胞から、発毛や皮脂の分泌も含めた完全な皮膚の再生技術が開発されました。

これはもしや…、世界から若ハゲに悩む人がいなくなる夢のような技術なのでは?と思い、iPS細胞の皮膚再生技術について詳しく調べてみました。

そもそもiPS細胞とは?

iPS細胞

最近iPS細胞やES細胞、STAP細胞など、何とか細胞っていうのをよく聞きますけど、どれが何なのか正直よくわかりません。

STAP細胞については不正問題で撤回されて一時期話題になりましたよね。

STAP細胞は存在しないものと定義して、ここではES細胞と比較してiPS細胞についてわかりやすく説明します。

まず人の細胞というのは、皮膚から採取した細胞は皮膚、血管から採取した細胞は血管と、a=a、b=bといったように同じものにしかなりません。

ところがiPS細胞などの万能細胞と呼ばれる細胞は、皮膚や血管、臓器など、x=a,b,c,…といったように何にでもなれる性質を持っているのです。

iPS細胞は人工細胞ですが、もともとは皮膚などから採取した細胞です。その細胞に4種類の遺伝子を組み込んで作られたものです。

それに対してES細胞は、もともと万能細胞である受精卵の一部から採取した細胞であり、その細胞に皮膚や臓器の細胞の核を組み込むことで任意の細胞を作ることができるというものです。

ただ、受精卵を取り出すことは生命の危機にも大きく関わることであるため、倫理的な問題が議論されており、現状実用性のある細胞とは言えません。

しかしiPS細胞は受精卵を必要とせず、皮膚などの細胞から作ることができるため、万能細胞の中で最も実用性の高い人工細胞なのです。

若ハゲともおさらば!?iPS細胞の皮膚再生技術がすごい

iPS細胞を移植したマウス

それではようやく本題です。

iPS細胞の皮膚再生技術を開発したのは理科学研究所と企業、大学の共同研究グループによるもので、実験はマウスを用いて行われました。

iPS細胞の皮膚再生技術がどういうものかと言うと、移植したiPS細胞が天然の皮膚と同様の構造に再生、さらには正常に機能する毛包まで再生し発毛、神経組織もつながり温度を感じたり、鳥肌が立ったりと、天然の皮膚と同じような皮膚に再生させるというものです。

詳しい実験内容としては、マウスの歯茎から採取したiPS細胞を胚様体と呼ばれる丸い塊にして、それをコラーゲンで包んでマウスに移植します。

すると、iPS細胞をマウスに移植してから30日後には天然の皮膚と同じような構造に再生し、そのiPS細胞で再生した皮膚の毛穴の部分を別のマウスに移植すると発毛し、生え変わりも確認されたのです。

これはすごい技術ですね。

この実験はマウスを用いたものですが、人に応用できるようになれば、細胞が劣化し髪が生えなくなった、または薄毛や抜け毛が目立つ部分にiPS細胞を移植することで新しい細胞に再生させ、髪の毛を生やすことができるんですよ!つまり、若ハゲの悩みともおさらばできます。

さらに理科学研究所の共同研究グループによれば、今後の研究により将来は、先天性乏毛症(生まれつき毛が生えない疾患)や深刻な脱毛症における治療法の開発にもつながると期待しているようです。

iPS細胞が実用化されるのを待つ?待たない?

iPS細胞の実用化を待つべきかどうか悩む男性

いかがでしたでしょうか?iPS細胞の皮膚再生技術、すごいですよね。

さらに理科学研究所によれば、10年以内にはこのiPS細胞の皮膚再生技術を応用した臨床試験を開始したいということだそうです。

iPS細胞は若ハゲの救世主になるのではないでしょうか?これはもしかしたら、世界から若ハゲに悩む人がいなくなるのもそう遠い話ではないのかもしれません。

ただ個人的には、iPS細胞の皮膚再生技術の研究が進められている間にも、若ハゲの改善に励んだ方がいいと思いますよ!(おそらくiPS細胞が実用化されるのは早くても十数年後です)

iPS細胞の皮膚再生技術が実用化されるのを待つのも待たないのも自由ですが、若ハゲを改善したいと思うのであれば今日から、今から、iPS細胞にも負けない、髪が生えやすい頭皮環境を作り上げようではありませんか!

シェアする